ペパーミントシュリンプの繁殖 成功

ペパーミントシュリンプの繁殖に成功しました(2015/11/4)。

以前に公開していたサイトに載せた記事ですが消えてしまいました。残しておきたい記録ですので再び投稿させて頂きます。

 

ペパーミントシュリンプ 成体

ペパーミントシュリンプは海水魚飼育をされている方にとっては名の知れた海水生のエビです。カーリー退治を目的に導入される方が多いかと思います。

日本近海でとれるアカシマモエビと容姿・生態が似ていますが、シマ模様の入り方が明らかに違うので判断できます。

ホワイトソックス、スカンクシュリンプと同じヒゲナガモエビ属であり雌雄同体のようです。

 

ペパーミントシュリンプ 抱卵個体

水温などの環境によりますが、抱卵の前兆から2週間程で抱卵し、抱卵後2週間程で孵化(ハッチアウト)するようです。大概、一度目の孵化後すぐに連続して二度目の抱卵をします。三度連続で抱卵したことはありません。

特に難しいペアリングの相性などはなく、水温などの条件を満たした環境で2匹を一緒に飼育していれば抱卵します。

抱卵は頻繁にしますが、幼生の育成は簡単ではありません。

生き餌であるプランクトンの管理や水質維持、水流調整、細菌対策など手間がかかります。

 

以下が孵化後の幼生の経過です。

 

撮影日2015/9/2 ペパーミントシュリンプ幼生 孵化直後

 

撮影日2015/9/2 ペパーミントシュリンプ幼生 孵化直後

孵化直後の幼生は体長3ミリ程度で羽のないトンボのような姿です。着底するまではプランクトンとして浮遊生活を送ります。遊泳力は弱いです。

 

撮影日2015/9/5 ペパーミントシュリンプ幼生 孵化後3日経過
撮影日2015/9/5 ペパーミントシュリンプ幼生 孵化後3日経過

孵化後3日程度で眼が発達してきます。

 

撮影日2015/9/18 ペパーミントシュリンプ幼生 孵化後16日経過
撮影日2015/9/18 ペパーミントシュリンプ幼生 孵化後16日経過
撮影日2015/9/18 ペパーミントシュリンプ幼生 孵化後16日経過

孵化から2週間ほど経つころには長い浮遊脚(浮遊肢)が確認できます。

 

撮影日2015/9/30 ペパーミントシュリンプ幼生 孵化後28日経過
撮影日2015/9/30 ペパーミントシュリンプ幼生 孵化後28日経過
撮影日2015/9/30 ペパーミントシュリンプ幼生 孵化後28日経過

孵化から4週間経過するまでには複脚(腹肢)が確認できるようになります。

 

撮影日2015/10/10 ペパーミントシュリンプ幼生 孵化後38日経過
撮影日2015/10/10 ペパーミントシュリンプ幼生 孵化後38日経過

孵化から5週間経過するまでには着底する幼生が出てきます。最短で32日目で着底した幼生が確認できています。しかし、まだ成体(親エビ)にはなっていないようで着底幼生という状態だと思われます。

 

撮影日2015/11/4 ペパーミントシュリンプ幼生 孵化後69日経過
撮影日2015/11/4 ペパーミントシュリンプ幼生 孵化後69日経過

孵化から9週間経過するころには生存している全ての個体が成体(親エビ)と呼べる姿になっていました。ここまでくれば通常飼育に移行できます。そして孵化から3か月目には抱卵する個体が確認できました。

 

度重なる失敗の末、初めてエビの幼生を成体にまで育てることができたときには感動モノでした。手間はかかりますが挑戦する価値はあると思います。

手間を省く方法を考えながら、他種のエビも挑戦して投稿していきたいと思います。

 

ではでは。

 

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